Bonjour !
この度竹下節子さん著
”ジャンヌダルク 超異端の聖女”を読み終えました。
ジャンヌダルク?
名前だけは誰もが聞いたことがあると思います。
勇敢に戦いフランスを勝利に導いた少女というイメージ位は、
皆さんお持ちだと思います。
Mが初めてパリの13区に行った時、
近くにジャンヌダルクの銅像があったので、
期待に胸を膨らませて見に行きました。
ジャンヌダルクは世界中で知られているので
「セレブ」と言われても過言ではないのに、
その銅像があまりに小さかったので、
ちょっと衝撃を受けました。
ともあれせっかくフランスに住んでいるのだから、
彼女の事をしっかり知るため、伝記本を読みたい、
という思いがその後もずっとありついに2年後、
「ジャンヌダルク 超異端の聖女」を手にしました。
ジャンヌダルクに関する本は沢山出ていますが、
今回は途中で読み疲れることが無いように、
薄めの本を選びました。
ジャンヌ・ダルク(仏: Jeanne d'Arc)ユリウス暦 1412年1月6日 - 1431年5月30日)は、「オルレアンの乙女」(仏: la Pucelle d'Orléans)とも呼ばれるフランスの国民的英雄で、カトリック教会における聖人。
百年戦争の際にオルレアン解放に貢献し、シャルル7世をランスで戴冠させ、フランスの勝利に寄与したとされる。コンピエーニュの戦いで捕虜となり、宗教裁判で異端者と断罪され、ルーアンで火刑になった。
これは書き手のテクニックだと思うのですが、
読み手としては一刻も早く、ジャンヌダルク自身のことを知りたいのに、
回りくどく当時の時代背景などに何度も話が逸れるのが気になります。
極めつけが、ジャンヌダルクについての本なのに、
彼女が登場したのはなんと84ページ目から!!!
じゃあ1ページ目から何が書かれていたのって話になりますが、
その当時の歴史や、教会のことなど。。。。盛りだくさん。
もう、長すぎてイライラ!!
そしてようやくジャンヌダルクの事に触れたら、
また速攻で違う話題に逸れる!!!!!
私はジャンヌダルクの事を知りたいのに、
その当時の歴史的背景ばかり・・・・
早くジャンヌダルクが神の声を聴いて、
それからどう行動したのか知りたいのに!!
話の逸れ方は、まるで日本の連ドラのようです。
回りくどすぎる…
でも、歴史的背景の描写は面白くてリズムが良く、
読んでいてどんどん興奮してきちゃいます。
これが罠にはめられたというのでしょうか。
結果的に最後の最後まで読んでも、
ジャンヌダルクに関してはあまり書かれておらず、
ほとんどのページが歴史的背景に割かれていました。
それはそれで、
なぜ彼女がこのように生きなければいけなかったのか、
当時のフランスやカトリック教会の体制についても
一緒に学べるという点ではとても興味深いのですが、
個人的には、もっと彼女自身のことを知りたかったです。
読み物としては面白かったのですが、
ジャンヌダルクという女性をもっと知るためには、
214ページじゃきっと少なすぎて足りないことと、
ひょっとしてフランス語で書かれた伝記じゃないと、
読み応えが無いかもしれないと思いました。
参照 ウイキペディア より抜粋
ジャンヌは1425年、初めて「声」を聞いたとされる。後の処刑裁判での答弁によると、聖女カトリーヌとマルグリット、そして大天使ミカエルの声であったという。「声」はジャンヌにヴォークルールの守備隊長ロベール・ド・ボードリクールに会い、オルレアンの包囲を解いてフランスを救うよう告げた。
ジャンヌは「声」に従い、1428年5月にボードリクールの元を訪れたが追い返された。
ジャンヌは「声」に従い、1428年5月にボードリクールの元を訪れたが追い返された。
到着直前に伝令使は、ジャンヌの手紙を持って一足先にシノンに入った。その知らせを聞いた王太子シャルルは、ジャンヌと会う際にちょっとした芝居をしたと言われている。
側近たちの中に紛れて王太子らしくない服装でジャンヌを呼んだが、ジャンヌはすぐに本物のシャルルを見抜いた。
側近たちの中に紛れて王太子らしくない服装でジャンヌを呼んだが、ジャンヌはすぐに本物のシャルルを見抜いた。
ジャンヌとシャルルは幕僚たちから離れ、2人きりで話をすることになった。そしてジャンヌはシャルルに、「声」から授かったシャルルの王としての正統性を証明する秘密の話をしたと言われている。これは王太子の兆候(シーニュ)に関する話であったと伝えられている。
ジャンヌは後の処刑裁判でも、この時の秘密の話についての内容を証言することを頑なに拒み続けたため、どのような内容だったのかは不明である。
いずれにせよ、王太子であったシャルルはこの話を聞き、ジャンヌを信じることになった。ジャンヌを疑っていた聖職者たちも、ポワティエでの3週間にわたる審理の結果、ジャンヌを認めた。
いずれにせよ、王太子であったシャルルはこの話を聞き、ジャンヌを信じることになった。ジャンヌを疑っていた聖職者たちも、ポワティエでの3週間にわたる審理の結果、ジャンヌを認めた。
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