2012/02/27

「ヒューゴの不思議な発明」公開間近!

Bonjour tout le monde !

Ensemble講師のShokoです。

日本での公開まであと3日となった映画「ヒューゴの不思議な発明」をご紹介します。
監督はマーティン・スコセッシです。

ちなみにフランスでのタイトルはHugo Cabretでした。




La Bande-annonce(予告編)を見る限り子供向けファンタジーの気がしていましたが、
とんでもない!

これは映画好きの大人のための映画だと思います。

残念ながらフランス映画ではないのですが、舞台は1930年代のパリ。
とにかく当時のパリを再現したであろう町並みがきれい!

孤児で駅に住んでいるHugoヒューゴという少年、
ハート型の鍵を持った少女、
おもちゃ修理屋の主人、
いじわるな鉄道公安員が主な登場人物です。




ではフランス語版の台詞を見てみましょう。0:26に注目!

Qui l'a fabriqué? 
誰がこれを作ったの?

Ça doit être magicien. Je n'en ai jamais vu d'aussi compliqué de toute ma vie.

マジシャンに違いない。今まで生きてきて、こんなに難しいものをみたことがないよ。

中世代名詞enと比較級autantが入っていて文法の勉強にちょうどいい文章ですね。



さて、もちろん主人公はヒューゴなのですが、
もう一人大切な登場人物がいます。

それはGeorges Mélièsジョルジュ・メリエスです。

メリエスはフランスの映画の歴史に大きな影響を与えました。
彼は初めて特殊効果を映画に使い、
また初めてスタジオを立ち上げた人なのです。
こちらは作品のひとつ「月世界旅行」。


これが実は映画の中で鍵になっているので、
ぜひ「ヒューゴの不思議な発明」を観に行く前にどうぞ!



ヒューゴの冒険とメリエスの人生が交差してとても素敵な映画だと思いました。
公開は3月1日映画の日です。

公式ウェブサイトはこちら。ヒューゴの不思議な発明




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