2018/01/18

今年のガレット・デ・ロワはグルテンフリー

Bonjour ! スタッフMikiです。

私は毎年1月6日に必ず
Galette des rois(ガレット・デ・ロワ)をいただきます。
皆さんはもう召し上がりましたか?
フランスの1月といえば、このお菓子ですよね!

ガレット・デ・ロワの歴史はこちらからどうぞ!
http://info.ensemblefr.com/fete.html

バターとアーモンドの風味がたまらないガレット・デ・ロワ、
私も大好きですが、お店で買うものは甘すぎて胃がもたれるので、
数年前から自分で作るようにしています。

自分で作る?大変じゃない?
と思われそうですが、材料は
市販のパイ生地・卵・アーモンドプードル・砂糖・ラム酒の5点だけ!
誰でも簡単に、しかも低価格で作れてしまうんですよ。

レシピもネット上にたくさんあり、簡単に検索できますから、
皆さんにもぜひチャレンジしていただきたいです。

さて今年のガレット・デ・ロワ作りですが、
なんと私はグルテンフリーのガレットに挑戦しました!

その理由は、ガレットを振舞う予定だった招待客の一人に
グルテンアレルギーの方がいらっしゃったからです。

近年グルテンアレルギーの方が増えていますよね。
その方は少しでもグルテンを摂取してしまったら最後、
救急病院に行かなければならないほどのレベルだそうです。

小麦粉たっぷりのガレット・デ・ロワ…
作るのをやめようかどうしようかと悩んだのですが、
せっかくの1月6日。
皆で楽しくガレット・デ・ロワを食べたい!
と思った私はネットでグルテンフリーのレシピを探したのですが
ヒットしなかったので、ダメもとでオリジナルレシピに挑戦しました!

グルテンフリーのお菓子作りは正直、すごく難しいです。
グルテン特有の粘り気は生地のつなぎになるので、その成分がないと
お菓子をうまく形成できなかったり、膨らまなかったり、
見た目が良くても味にコクがなかったり…

失敗したらお店に買いに行こうと覚悟を決めて臨んだところ…
どうでしょう?
なんと大成功!自分でもびっくりです!
パッと見はUFOみたいですが、きれいにできました。
王冠はアルミ箔で手作りしましたよ。

ナイフを入れてみましょう、中はどうなっているでしょうか?
Frangipane(フランジパンヌ=アーモンドプードル、バター、砂糖を練ったもの)
が美味しそうです。フェーブは大豆を使用しました。

皆びっくりして、とても喜んでくれました!
そしてフェーヴを当てたのはゲストのマダム(グルテンアレルギーの方)!
彼女を思ってガレットを前日から仕込んだので嬉しかったです♡

砂糖を少なめにして甘さ控えめにしたところ、皆から
「こんなにおいしいガレット・デ・ロワは
今まで
食べたことがない!」
絶賛してもらい感無量、頑張って作った甲斐がありました!

グルテンが入っていないぶん、あの独特の胸やけ感が無いので
さわやかに食べ進めることができ、皆たくさんお代わりしてくれました。

というわけで、ガレット・デ・ロワは簡単に作れて失敗無し、
皆に喜ばれるとても美味しいお菓子ですので、
来年はぜひ手作りにチャレンジしてみてくださいね(^_-)-☆


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