2017/06/26

思い出に残るフランスの諺

Bonjour アンサンブルアンフランセ講師のMiwaです。

今回は色々なイベントのお誘いがあった時、

行きます!と即答できるお誘いもあれば、
どうしよう。。。と迷ってしまう…

そんなシチュエーションにも使えるフランス語の諺で、
私の思い出に深く残っている便利な一言をご紹介します!

私がフランス留学中に出会ったフランスのある諺、
それは友人からのSMS(携帯のショートメッセージ)に書いてありました。

ずいぶん前のことで詳細は思い出せないのですが、
なにかのイベントに誘われ、最初は行けないと断っていたのです。
ところが、直前になって予定が空いたので、
「やっぱり行けることになったけど、いい?」とSMSを送ったところ、

Il n’y a que les imbéciles qui ne changent pas d’avis.

というフレーズが返ってきたのです!

まず、imbécilesという単語を知らなかったので辞書で引いたら、
「愚か者」という和訳を目にしてショックを受けました!
誘いを一度は断ったことで相手はすごく怒っている?とオロオロ。。。

なんとか気持ちを落ち着かせ、文全体をじっくり読んでみると、
どうやら「意見を変えないのは愚か者だけだ」という意味らしい?
ne...que「~しかない」という否定表現はこのとき深く頭に入りました^^ ;)

つまり、意見を変えた私は愚か者ではないということ?
相手は私に対して怒ってはいない?

後日このフレーズが諺だと知ったのですが、
「人間の考えや価値観は変わって行くのが当たり前のことであり、
自分の考えに意地を張ってしがみつくのは愚かなことである」
といった意味があるそうです。

でも、意見をコロコロ変える人の言い訳に悪用されない?
なんて勘ぐってしまいますが、そこは発言者によりけりですね。

実生活でもよく使われる、
Il n’y a que les imbéciles qui ne changent pas d’avis.

友人はユーモアを利かせて送ってくれたようですが、
この諺を知らずフランス語のレベルもまだ低かった私は、
貴重なフランス人の友人に嫌われたかもしれない!
という大きな不安とストレスを(10分ほど)感じたのでした。

そんな苦いエピソードのせいか、今でも時々思い出す諺です。
失敗や勘違いなど、ネガティヴな経験の原因となった言葉や文章って、
たとえ長くても記憶に深く残っているものですよね。

ということは、失敗の数が多いほどよく覚える→学習効果が高い
と解釈できるので、失敗を恐れずフランス語にぶつかって行きましょう!


 
 
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