2017/06/19

「大過去」を会話でサラッと使いましょう~お役立ちフレーズ~

Bonjour アンサンブル講師のMiwaです。

今回は、会話ではなかなか使う機会がないと思われがち、
「大過去」を含むお役立ちフレーズをご紹介します。

フランス語を日々コツコツ勉強している皆さん、
Skypeレッスンを通して会話も少しずつ上達していると思います。

動詞の時制は現在形に始まり、近接未来(aller+動詞不定形)、
複合過去、半過去、単純未来も少し?

会話で使える時制の数も増えていっていることでしょうが、
「大過去le plus-que-parfait」ってあまり使う機会がない…
と思われませんか?

「過去のある時点から見て、それより前に完了済みの行為」
を表す時制、それが大過去ですね。

せっかく学んだのに使わないから忘れてしまう…
それは残念なことですし、
第一、大過去は会話で使われます。
そこで今日は、大過去を含むカンタン便利な一言を覚えましょう!

相手に向かって
「言ったじゃない!」「言ったじゃないですか!」
と軽く責めたくなる時って、日々の生活ではありますよね。
「大過去」を会話でサラッと
フランス語ではこのとき、大過去を使って

Je t’avais dit !
Je vous avais dit !


と言います。
ジュタヴェディ、ジュヴザヴェディ、発音しやすいですね♪

相手がなにかをミスしたり忘れてしまったとき、
その行為が起こった過去の時点を基準にして、
それ以前に
「私はあなたに…するように言いましたよ」
という意味なので、
direの時制は大過去となります。

この一言の後ろに「de+動詞不定形」をつけると、
Je vous avais dit de lire ce document.
(この資料を読んでおくように言ったじゃないですか。)

といった、より詳しい文が作れるので便利ですね。
ちなみに「dire de 動詞不定形」は「…するように言う」
という指示を表す熟語です。

「言ったじゃない!」
Je t’avais dit !
然るべきシチュエーションではぜひ使ってみてください。

そしてSkypeレッスンでは講師に、
Je vous avais dit de faire le devoir !
(宿題をしておくように言ったじゃないですか!)

と怒られることがないように気を付けましょう^^ ;
 
 
 



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